オリジナルTシャツを長持ちさせたい!洗濯方法のコツを紹介

愛着が詰まったオリジナルTシャツは、出来る限り長持ちさせて大切に着たいですよね。
実は洗濯方法にこだわるだけで、オリジナルTシャツを長持ちさせることが出来るんです。

今回は特注Tシャツを激安販売する通販専門店の「アパレルの卸」が、オリジナルTシャツを長持ちさせる洗濯方法のコツを伝授します!

目次
  1. オリジナルTシャツが長持ちする洗濯方法
  2. プリントの種類別・洗濯時の注意点
  3. 長持ちするオリジナルTシャツを制作するコツ
  4. まとめ

※本記事にて紹介している商品価格は2023年12月5日現在の価格となっております。

オリジナルTシャツが長持ちする洗濯方法

オリジナルTシャツを長持ちさせるコツは、毎回の洗濯方法にあります。 名入れ面を保護し長持ちさせる洗濯方法は、以下の通りです。

プリントを長持ちさせたいなら洗濯機より手洗い

手洗いのイメージ

洗濯機と手洗いどちらが良いのかと聞かれたら、プリントが長持ちする洗濯方法は手洗いです。
洗濯機を使用すると、機械の中でのオリジナルTシャツの生地が引っ張られたり他の衣類と絡まったりして、生地と印刷面が傷む原因になります。

洗面器にぬるま湯を張り、オリジナルTシャツを手洗い用洗剤で優しくもみ洗いすれば、プリントも生地も傷みにくいです。

オリジナルTシャツが長持ちする洗濯方法

とはいえオリジナルTシャツを毎回手洗いするの手間がかかりますし、制服やユニフォームのように着る頻度が高いTシャツの場合、めんどくささは尚のこと。
洗濯機で洗う時もコツを知っていればオリジナルTシャツを長持ちさせることができますので、その方法を順を追って解説します。

洗濯表示をチェック

家庭洗濯・漂白・乾燥・アイロン・クリーニングの洗濯表示

オリジナルTシャツの本体は、生地によって洗濯表示が異なることをご存じでしょうか?
洗濯表示は左から、家庭洗濯、漂白、乾燥、アイロン、クリーニングの5つの基本記号で構成されています。
家庭の洗濯機でオリジナルTシャツを洗う時にチェックしてほしいのは、家庭洗濯からアイロンまでの4つの記号です。
基本記号に線や温度の書き足すことでより表示が細分化され、記号にバツが付いているものは、その方法では洗えないことを意味します。

40度限度、洗濯機標準・洗濯機弱の洗濯表示

一般的にTシャツの家庭洗濯の表示は「弱40」と書かれていることが多く、これは「洗濯機で40度以下の水温と弱い水流で洗いましょう」という意味です。

裏返して洗濯ネットに入れる

洗濯ネットのイメージ

洗濯機にオリジナルTシャツを入れるとき、名入れ面は裏返しがベター。
裏返しにすることで、他の衣類と擦れる負担を抑えることが可能です。
さらに洗濯ネットでTシャツを保護すれば洋服同士の絡まりを防ぎ、ロゴの剥がれやイラストのひび割れの防止にも繋がります。

中性洗剤を使用する

中性洗剤のイメージ

中性洗剤は、衣類の生地が傷みにくい洗剤です。
漂白剤と着色成分が入っていないので、名入れインクの色落ちを防ぐことが出来ます。
ただし酸性やアルカリ性の洗剤に比べて洗浄力は劣り、頑固な汚れは落ちないので注意してください。
油汚れ落としや染み抜きには、ポイント洗剤や酸素系漂白剤などを併用しましょう。

洗濯機の場合、水流が弱いコースで洗う

洗濯機のイメージ

洗濯機の強い水流で生地が傷まないように、オリジナルTシャツは水流が弱いコースで洗います。
「弱水流コース」、「手洗いコース」、「お洒落着(ドライ)コース」などが、水流が弱いコースです。
コースをいつもと変えるだけでも、オリジナルTシャツを長持ちさせることに繋がります。

乾燥機は極力使用しない

乾燥機のイメージ

夜間や雨の日に、乾燥機を使って衣類を乾かす人は多いですよね。
乾燥機は衣類に熱を加えて水分を飛ばすのですが、オリジナルTシャツのプリントは熱に弱く、乾燥機を使用するとひび割れの原因になることも。
乾燥機は極力使わない方がオリジナルTシャツが長持ちします。

洗濯後はすぐに陰干しする

陰干しのイメージ

乾燥機は使わない方が良いのですが、洗い終わったオリジナルTシャツはすぐに干すようにましょう。
オリジナルTシャツを濡れたままにすると、プリント同士がくっついてしまい、剝がれたりひび割れたりする恐れがあるので要注意。
また直射日光をオリジナルTシャツに当てると生地が傷む場合があるので、日焼けから保護するために裏返しにして陰干しするのがお薦めです。
ハンガーを使って干すときは、オリジナルTシャツを胴の部分から2つ折りにすると首回りの綺麗な形状が長持ちします。

プリントの種類別・洗濯時の注意点

オリジナルTシャツの制作方法には、いくつかの種類があります。
オリジナルTシャツを長持ちさせる方法をより深く知りたいのであれば、製作方法の種類別に気を付けなければいけない注意点も把握しておきましょう。

シルクスクリーン

シルクスクリーン印刷の仕上がりイメージ

オリジナルTシャツの作成方法の中でもっともポピュラーなのが、シルクスクリーンです。
デザインの色ごとに版を制作し、生地にインクを刷り込む製法で、名入れ面が剥がれてしまう心配はほとんどありません。
とはいえシルクスクリーンはインクをTシャツの上に乗せて印刷する方法ゆえ、経年劣化によって名入れ面にひび割れが生じることもあり要注意です。
長持ちさせるために洗濯・乾燥時は裏返してデザイン面を保護することが大切ですが、ひび割れをあえてお洒落な「クラックデザイン」として捉え、見た目の変化を楽しむ人もいます。

デジタル転写&カッティング転写

カッティング転写の仕上がりイメージ

デジタル転写及びカッティング転写は、文字やイラストをシートに出力し、Tシャツのボディに圧着させる方法です。
熱で圧着しているのでオリジナルデザインが簡単には剥がれることはありませんが、塩素系漂白剤に弱いという特性があります。
Tシャツの染み抜きに塩素系漂白剤を使用するときは、印刷面に漂白剤を付けないように注意することで長持ちに繋がります。

インクジェット&昇華転写

インクジェット印刷の仕上がりイメージ

分散染料をTシャツに吹きかける製法が、インクジェット
転写紙を熱で圧着させ、昇華したインクの色を浸透させる製法が昇華転写です。

どちらもフルカラーデザインを再現する場合によく用いられる製作方法で、剥がれるというより、繰り返しの洗濯でデザインの色が薄くなる恐れがあります。
弱い水流のコースで洗い、脱水時間を短くするといったTシャツそのものを保護するお手入れを心がけましょう。

刺繍

刺繍糸でオリジナルデザインを縫い付ける製作方法ですので、洗う時の不注意で糸を引っ掛けてしまうとほつれに繋がります。
そのため、刺繍のオリジナルTシャツも裏返して洗い、裏返して干しましょう。

長持ちするオリジナルTシャツを制作するコツ

オリジナルTシャツをオーダーメイドする前に、予め長持ちしやすいように工夫を凝らすという手段もあります。
これからオリジナルTシャツを作成するのでしたら、以下のようなコツもご参考ください。

生地に厚みのある本体を選ぶ

厚手生地のイメージ

何度も洗濯すると、どうしてもオリジナルTシャツの生地は伸びてしまうものです。
そこでオリジナルTシャツを注文する前に考えていただきたいのが、生地の厚み
生地が厚いオリジナルTシャツほど耐性は高まり、長持ちします。

通気性の良い素材を選ぶ

ドライ生地のイメージ

プリントは長時間濡れた状態にさらされると、インクが水を吸って剥がれやすくなったり印刷面同士がくっついたりしてダメージを受けてしまいます。

洗濯後はすぐに乾かすことを推奨しましたが、もともと通気性が良くすぐに乾く素材のTシャツでオーダー制作するのもお薦めです。

通気性が良くオリジナルTシャツの生地によく使われている格安素材といえば、ポリエステル
ポリエステルは熱や日光にも強く、乾燥機要らずで洗いやすいというのが嬉しいポイントです。

長持ちしやすいデザインをプリントする

太い線のロゴイメージと細い線のロゴイメージ

デザインを決める際にも、プリントをできるだけ長持ちさせるコツがあります。
印刷部分の剝がれやすさはデザインによって変わり、一般的に太い線より細い線の方が剥がれやひび割れが生じる可能性が高いです。

線の細いイラストや筆記体のロゴは剥がれやすい場合がありますので、長持ちさせたいのであれば、線が太く印刷範囲が広いデザインを検討してみましょう。

まとめ

オリジナルTシャツを激安な価格で作成・販売する当店が、ご注文頂いた特注Tシャツを長持ちさせるコツを紹介しました。

いつも何となく繰り返していた洗濯方法を少し変えるだけでオリジナルTシャツが長持ちし、少しでも長く着用できます。

発注前にTシャツの本体を選ぶとき、デザインを考えるときにも、前もって生地の傷みやプリントの剥がれ、ひび割れを避けられるように工夫することが可能です。

正しい洗濯方法で名入れ面と生地を保護し、オリジナルTシャツが長持ちするように心がけてみて下さいね!

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