同じデザインでインクの色だけ変えた場合、料金はどうなる?
オリジナルTシャツやポロシャツなどのアパレル製品を作る際、「同じデザインでインクの色だけ変えたい」というご要望をよくいただきます。
例えば、チームごとにプリントカラーを変えたり、イベントスタッフ用と参加者用で色分けしたりするケースです。

今回はアパレル製作で最も一般的な【シルクスクリーン印刷の場合】のインク変更料金の仕組みと注意点についてわかりやすくご説明します。
まず、Tシャツなどにプリントする際は全て同じデザイン・同じ印刷色というのが基本となります。
デザインと印刷色が同じであれば、Tシャツ本体はサイズや色が変わっても費用が変わることはありません。
ですが、印刷のインクの色が変わってしまうと基本的には追加費用がかかります。
なぜ色変えで追加費用が発生するの?
Tシャツなどのプリントはカラーコピーのように機械が自動でしてくれる訳ではなく、版を作って人の手で印刷するやり方になります。

例えば一度黒で印刷をすると、版には黒のインクが付いてしまうため、色を変える際は版に付いた黒のインクを綺麗に落とす必要がございます。
少しでも黒のインクが残っていると次のインクに色が混ざってしまい、本来の色味で印刷できなくなるためです。
インクの入れ替えと版の洗浄作業には想像以上に丁寧な手間と時間がかかるため、原則として色変更にはコストが発生する仕組みになっています。
例外もあります
ただし、インクごとの印刷枚数によっては、インク色を変更しても追加費用がかからない場合があります。
シルクスクリーン印刷の印刷代は、「10枚以上」「50枚以上」「100枚以上」といったように、ご注文枚数に応じて単価が変動します。
そのため、各色の印刷枚数が同じ単価であれば色変えによる追加費用はかかりませんが、枚数の振り分け方によって単価が変動する場合があります。
1色目 20枚 + 2色目 20枚の場合

- どちらも「10枚以上」の単価です。
- 各色の単価帯が変わらないため、色変更による追加費用は発生しません。
1色目 50枚 + 2色目 10枚の場合

- 1色目は「50枚以上」の安い単価になります。
- 2色目は「10枚以上」の単価が適用されるため、この10枚分だけ割高になります。
1色目 40枚 + 2色目 20枚

- どちらも「10枚以上」の単価になるため、色変更による追加費用はかかりません。
- ただし、もし色を変えずに「1色で合計60枚」作った場合は「50枚以上」の安い単価が適用されるため、色を分けたことによって全体の製作費は少し割高になります。
まとめ

このように、インク色の変更は「枚数の振り分け方」によって最適な価格が変わってきます。
単価の計算や組み合わせは複雑なため、お客様ご自身で悩まれる必要はございません。
「一番安く作るにはどうしたらいい?」「この2色を使いたい」など、まずはお気軽に担当営業までご相談ください。
アパレルの卸では、ご希望に合わせた最適なプリントプランをご提案いたします。
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